中国と印鑑

古代の印鑑は、鍵の役割や壁画などから始まりました。
現在、日本で印鑑というと、署名という形で使われます。
自分であることの証明になりますが、その際に必ずと言ってよいほど、漢字が使用されています。


漢字と言えば、中国が発祥の地です。
その中国での印鑑の歴史は?というと、殷の時代が最初です。
古代文明で、鍵や壁画となって、印鑑というかハンコがこの世に登場したのが5000年前ですが、殷は1200年前の話です。
この時に最初の印鑑が出てきたようですが、遺跡等から見つかる中国の印鑑は戦国時代のものが多いようです。
ということは、紀元前200年ころに印鑑が盛んに使用されていたということになります。


印鑑という言葉ではなく、篆刻(てんこく)文化が盛んに行われていました。
これは、印章を作成するために印文を彫ることを言います。
戦国時代のものは、取引などで使用されていて、名前だけではなく、図柄のものもあります。
秦の始皇帝の時代になって、印制が整いました。
皇帝が使用するものは璽、その他は印と呼ばれ、将軍の使用するものは章と呼びました。
もともと篆刻文化から始まった中国での印鑑の歴史で、取引などに登場することはありましたが、現在中国はサイン文化になっています。


ただ、形を変えながら、篆刻文化は次々と発展し、歴史的価値のあるものが登場しています。
漢字と言う点においては、日本と同じですが、中国では印鑑文化は根付かなかったと言えます。



〔PICKUP-SITE〕
実印やゴム印など印鑑を専門に通販を行っているサイトです ... 通販 印鑑

Copyright © 2014 印鑑と歴史背景を探る All Rights Reserved.